オシレーター系テクニカル指標一覧

最終更新日: 2020年08月11日

「オシレーター系テクニカル指標(Oscillator)」とはトレンド系のテクニカル指標と並び、共にテクニカル指標の種類を指しています。特にオシレーターとは「振り子」という意味を持っており、オシレーター系のテクニカル指標が振り子のようにある一定の範囲を行ったり来たりする動きを見せる事から名づけられています。

主に相場の「売られ過ぎ」や「買われ過ぎ」の状態を知るために使われ、「0~100」または「-100~+100」の数値で表されます。また、相場の細かい強さや弱さを測る「ものさし」としても非常に力を発揮してくれるテクニカル指標です。

RSIの数値は0~100%の間で表され、30%より下の数値は売られ過ぎ、70%より上の数値は買われ過ぎを示唆します。この「売られ過ぎ」や「買われ過ぎ」の判断は、投資家によっては売られすぎを20%とし、買われすぎを80%としている場合もあります。

「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」の目安となる値は違っても、相場に方向性が無い場合には、その変化を即座に表示してくれるため、世界中の多くの投資家により活用されています。

RSI(Relative Strength Index)

「MACD(Moving Average Convergence Divergence Trading Method)」は、日本語訳をすると「移動平均収束拡散手法」と言うものになります。1979年にジェラルド・アペルよっって開発され、簡単に説明すると移動平均線をベースに2本のラインの乖離を表示したテクニカル指標です。

売買サインとして、「MACD」と「シグナル」の「ゴールデンクロス」「デッドクロス」で取引のタイミングを計る方法と、0値をベースに「上抜け」や「下抜け」を元にタイミングを計る方法が使われています。

MACD(Moving Average Convergence Divergence)