アイネット証券 陳満咲杜 第203回「FXトレンドの真実」動画

アイネット証券 陳満咲杜 第203回「FXトレンドの真実」動画

記事公開日: 2015年10月13日

最終更新日: 2020年07月29日

先週末に発表された米雇用統計が大きな行って来いの展開になり、その動きからドル円日足チャートは「ダマシ」を示す状況へと変化を示す中で、陳満咲杜氏がテクニカル分析を行っています。

第203回放送(10月5日陳満咲杜の「FXトレンドの真実」)

今週は「GMMAの復習⑪」です。今日も陳満咲杜さんに解説いただきました。

今回の日陳満咲杜氏の「FXトレンドの真実」では、先週末に米雇用統計が発表された相場状況について、ドル円相場はテクニカルチャート分析からレンジ色が強いとの解説が行われました。

特に、GMMAの波形は不均一なものとなっていることからトレンドの発生を示すものでは無いため、相場判断を決めかねているところもあるようです。

また、何でもアラカルトのコーナーでは合意が大幅に近づいている「TPP」についても解説が行われており、陳氏は「TPPにより関税が撤廃されるベトナムの紡績業(綿紡績を中心に繊維から糸を紡ぐ産業)の伸びが大きくなりやすいので、『ベトナム紡績業者株を買いたい』」と言う話も飛び出しています。

放送日以降のドル円日足チャート

ドル円日足チャート2015年10月13日

先週末に発表された米雇用統計は、「非農業部門雇用者数 前回値 13.6万人 予想値 20.1万人 結果値 14.2万人」となり、大幅に予想を下回る結果が出た影響を受けて下げたドル円が、週末引けに掛けての大幅な戻りが出たことで、株価にも下支えされながら週明けにもその強さを継続しました。

その後、上値が120円半ばで抑えられたことを確認すると下方向を試す動きにもなりますが、日銀の追加金融緩和による警戒から売りも続かず、120円を割り込んだところではポジションの反転と新規買いが入る展開となりました。

また、引けに掛けてはFRBメンバーの意見が割れ、米国の利上げ時期と先延ばしについての両者の意見が出たこともあり、マーケットもまた一進一退の攻防となり1週間を通してみても狭いレンジ展開になりました。

■関連記事

アイネット証券でのお取引について

陳氏が利用しているトレーディングツールはアイネット証券にて提供されています。アイネット証券のトレーディングツールの利用をお考えの方は、以下より公式サイトにて詳細をお読み頂いた上で口座開設を行ってください。