FXのあるあるミステイク
記事公開日: 2015年01月01日
最終更新日: 2020年07月31日
ここでは、私が体験した思わず「あるある」と言いたくなるような失敗を紹介したいと思います。
FXをやってみると、意外に「あるある」な失敗をしてしまうもので、大金が掛かっていればいるほど慎重になるはずなのに、なぜか間の抜けた事をやってしまうのが人間ですよね。
私の馬鹿なミスのお話となりますが、FX初心者の方は絶対に真似しないように(笑)して頂きたい事となっているので、どうぞ私の馬鹿な失敗を笑ってやってください。
寝てる間にポジションを消すマジシャン
恐らくこの話をすれば、「その失敗あるあるだね~」と言ってくださる方も多いと思います。
俗に朝起きたら、「昨夜取ったポジションが無くなっている」と言うやつです。
特に、私がFXを始めた頃に良くあった失敗なんですが、大きな取引を行って含み損が膨らんだ時に急激に眠くなる症状があったんです。
「大金を張っていて寝るなんて論外だろう!」と言うお叱りの声もあるかも知れませんが、当時の私は本当にこれがコントロールできずに苦しんでいました。
利益が乗っている時に寝落ちをしてしまっても、取引を行ったポジションが相場の流れに乗っているので「起きたら大きな利益が出ていた」なんてラッキーな事もあるかも知れませんが、含み損を抱えたまま寝るとだいたい起きたらポジションが無くなっているんです。
そして、ポジションは無くなっているのに、相場は持っていれば利益が出ているところまで戻っているんですよね~。
この「含み損を見ていたら寝てしまう」現象について、知り合いの精神科で働いている子にちょっと聞いてみたんですね。すると、「とんでもない事が私の体に起きている可能性がある」と言う事でした。
この含み損を見ていると急激に眠くなる症状と言うのは、「精神が極限まで追い詰められて現実からの逃避を行おうとしている可能性がある」と言うのです。
正確には「ストレスを受けた後で意識からの切り離しがうまく出来ず、体の機能障害に転換された状態」と言う何だか恐ろしい状態と言う事でした。「症状が酷ければ精神内科に通う必要がある」とまで言われて、更に腰を抜かしそうに・・。
私がどのようにこの寝てしまう状態を克服したかと言うと、「キッチリとしたストップを入れる取引に変える」と言うとても単純な事でした。
計画された資産運用へと切り替える事で、含み損が出ても想定範囲内ですし、取引から来るストレスも大きく軽減する事ができ、次の取引で取り返すチャンスは山ほど有るので、精神的に楽に取引が行えるようになり、眠くならなくなったと言う事です。
同じ症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら是非お試しください。私の場合は効果抜群でした。
トレーダーなら誤発注は絶対に駄目
これは、絶対に皆さん経験があるであろう「後発注」です。
初心者の方に特に気をつけて頂きたいケアレスミスナンバーワンがまさにこれです。
例えば、「売りと買いを間違えて取引をしてしまう」。これ本当に気をつけないとFXの取引はクリック1回で約定してしまいますからね。私もこのミスには幾度と無く起こした経験があります。
最悪の失敗だったのは、大きく相場が上げていた時に、ちょっとした戻りを拾ってやろうと売りで取引をしたつもりが、なんと買いで取引をしてしまい、正に天井ロングで成す術なし。そのまま、私の消えていった10万円なんて言うのもありました。
他にやってしまうのが「見ているチャートと全く違う通貨のお取引♪」。
これは、非常に不味いパターンの失敗なんですが、問題は、例えばオーストラリア円のチャートを見ながらカナダドル円を取引してしまった場合、とても数値が近い時が多く気が付くのに時間がかかる事です。
基本的には似たような動きをしてくれる2つの通貨なのですが、大きく動くニュースが違うので、後で気が付いて「ギャー」とならないようにする必要があります。私もこれには泣いた経験が・・。
最後にもう1つは、取引数量の失敗です。
スキャルピングなどの短期トレードでレバレッジをかけた取引をした後に、長期ポジションを持とうと取引をしてしまった時。思わず叫んでしまいそうな枚数で取引をしてしまった経験がある方はここにはいらっしゃいませんか?
私はしっかりと、この失敗した経験もあります・・。
この失敗を無くすために、今ではパソコンの前に「必ず再確認」と張り紙を付けています(笑)。
誤発注でたまたま利益が出てしまった時など特に自分の取引のバランスを崩す元になりますので、注文する前に再確認するだけの事なので、皆様もお気をつけ頂ければと思います。
FXのあるあるミステイクのまとめ
FXのあるあるミステイクでは、FXトレーダーの良くある失敗についてお話させて頂きましたが、本当に良くやってしまうことばかりです。最後に総括もご覧ください!
- ポジションを持ったまま寝てしまう。
- 売りと買いを間違って取引をしてしまう。
- 取引をしたい通貨と違う通貨を取引してしまう。
- 取引枚数が予定と異なる枚数で取引してしまう。