MT4よりリリースされたBuild880の内容について
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記事公開日: 2015年09月23日
最終更新日: 2020年07月28日
FXTFより先日リリースされたMetaTrader 4(MT4)の「Build880」について、新システムとしてブラウザ版取引システムが追加されましたが、FXTFのMT4トレーダーでは「まだ対応が完了していない」とのアナウンスが行われています。
MT4 Build880リリースについて
MT4のBuild880がメタクォーツ社からリリースされました。
Build880では、MQL5コミュニティ上にWEBブラウザ版のMT4取引プラットフォームがメタクォーツ社(MetaQuotes Software Corp.)からリリースされましたが、FXTF MT4では現在未対応です。
FXTF MT4のデモ・ライブサーバーでWEBブラウザ版にログインして取引をすることはできません。
現在お使いのPCインストール版のFXTF MT4を引き続きご利用下さい。
MT4 Build880について

MT4 Build880について従来のものから幾つか変更が加えられていますが、その解説が英語だったり、どのような変更が行われたか初心者トレーダーには分かりづらかったりするので、重要なポイントを翻訳してみました。
■MT4 Build880での変更ポイント
- ・Webブラウザから取引可能なMT4のリリース(FXTF未対応)
- ・バーチャルホストと売買シグナルの支払いが可能に
- ・Webブラウザ版MT4への簡単接続機能の追加
- ・ログイン毎にパスワード入力するワン・タイム・パスワードの導入
- ・MT4操作解説映像への簡単アクセス機能の追加
- ・ストラテジーテスターの使用が簡単に
特に、今回注目すべきBuild880での大きな変更ポイントは「Webブラウザから取引可能なMT4のリリース」ですが、FXTFの取引では導入に時間が掛かりそうですが、トレーダーにとって大きな戦力となってくれそうです。
少しトレードに慣れてきたトレーダーの多くは、バックテストのために何かとMT4のヒストリカルデータを集めることが多くなりますが、その際、どうしてもハードディスク容量の限界が気になってしまいます。
これまではハードディスクの増設や、外部ハードディスク等に保存していたトレーダーが多かっただけに、ウェブ上からヒストリカルデータを呼び出せるのは嬉しいですね。
MT4 Build880へのアップロードに関する注意まとめ
MT4 Build880では、一部の環境においてオフライン時にストラテジーテスターを稼働させようとすると、「エラー131(invalid trade volume)」が発生しテストツールが止まる現象が報告されています。
また、国内FX業者でも同様の不具合発生が報告されていますので、MT4トレーダーを使いこなすことを想定される方にとっては、「アップロードには少しタイミングが早い」かも知れませんのでご注意ください。
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MT4よりリリースされたBuild880の内容についてまとめ
ほとんどのトレーダーにとっては、従来のMT4からBuild880へとアップロードを行ったとしても大きな問題となることはありませんが、現在のところ「Build880へとアップロードするメリットは得に見当たらない」ので、必要で無ければ従来のMT4を使用しておいた方が良さそうです。
リリースからもう少し時間が経つと、様々なエラーや不具合が報告され細かな修正等が再度行われることになりますので、その更新を待ってからのアップロードで良さそうです。
また、特にパソコンの苦手なトレーダーにとって、「取引環境の変更は一大事にも成りかねません」ので、アップロードをする場合にも「必ずバックアッププログラムは残す」ことを心掛けて頂ければと思います。
FXTFでのトレードについて
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)でのお取引をする場合、通常、申請から確認・審査が行われるため、申請から取引開始まで最短でも数日ほどのお日にちが必要になります。
スムーズな取引を希望される方は、先に無料にて口座開設申請を行っておき、送られてくる取引に関しての詳細やトレーディングツールの使い方を確認しながら始めて頂ければと思います。