外為オンラインの携帯電話(ガラケー)取引に関する注意

記事公開日: 2015年11月27日

最終更新日: 2020年07月29日

外為オンライン公式サイトにて、2015年12月12日よりセキュリティーシステムの向上のため、携帯(フィーチャーフォン・ガラケー)での取引について、新セキュリティーシステム対応外となる一部機種において利用ができなくなることがアナウンスされました。

サーバー証明書の更新によるモバイルサイトへの影響につきまして

当社は、お取引のセキュリティ強化の為、使用されているサーバー証明書を、これまでの「SHA-1」から「SHA-2」方式※に移行いたします。

これに伴い、「SHA-2」方式に対応していない一部の携帯電話(フィーチャーフォン・ガラケー)において、モバイルサイトの閲覧、及びお取引が出来なくなりますので、ご注意ください。

■実施日
 デモ口座:2015年11月21日(土)
 本口座:2015年12月12日(土)予定
■対象の携帯電話
 主に2009年発売以前の携帯電話(フィーチャーフォン・ガラケー)

ご利用の携帯電話の対応状況につきましては、製造メーカーや携帯電話会社へお問合せください。

対象となる携帯電話をご利用のお客様は、「SHA-2」方式に対応した携帯電話への変更や、パソコン、スマートフォンからのご利用をご検討くださいますようお願い申し上げます。

※SHA-1、SHA-2とは、SSL サーバー証明書で使用される署名アルゴリズムに利用されている方式で、数字が上がるほど安全性が高まります。署名アルゴリズムは、インターネット通信の途中で、悪意を持った第三者にSSLサーバー証明書が偽造(改ざん)されることを防止(検知)する為に使われます。

「SHA-1」から「SHA-2」への移行について

先日、暗号解読の国際専門家チームにより、これまでウェブ上でプライバシー保護や個人情報流出防止のため幅広く利用されてきた暗号システム「SHA-1」が、想像以上に安価にて破られる可能性があることが発表されました。

「SHA-1」は、以前より脆弱性についての指摘が行われていたため、その廃止は既に数年後に予定されておりましたが、今回の専門家たちの指摘によると「これまで暗号解読に70万ドル(約7000万円)ほどの費用が必要である」と考えていた「SHA-1」への攻撃費用が、数カ月後に「7万5000~12万ドル(約750万円~1200万円)ほどで可能になる」ことが分かり、「SHA-1」の廃止が早まることになりました。

そこで外為オンラインでもセキュリティー強化のために「SHA-1」よりも暗号レベルの高い「SHA-2」へと移行することが決定しましたが、「SHA-2」は従来の「SHA-1」とは異なる暗号形式を持つため、「SHA-2」の暗号形式を持たない古い携帯電話(フィーチャーフォン・ガラケー)の利用ができなくなることになりました。

こうした対応は外為オンラインにとって必須の対応となりますが、古いガラケー等を使って取引をされていらっしゃるトレーダーの方々にとって、大きな問題となることも考えられます。

2015年12月12日(土)以降は、突然利用ができなくなることが考えられますので、お早めに携帯電話の買い替えなどし対応して頂ければと思います。

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外為オンラインの携帯電話(ガラケー)取引に関する注意まとめ

今回、外為オンラインによる携帯電話(ガラケー)等の取引について発表が行われましたが、具体的に「SHA-2」に対応していない携帯電話は、「docomo・softbank・au」では、2010年以前に発売されたモデル(2009年冬モデルより一部対応)となっております。

そこで、余りいらっしゃらないと思いますが、5年以上前に携帯電話を購入しトレードに利用されていらっしゃる方は、買い替え等を検討して頂ければと思います。

外為オンラインでのお取引について

外為オンラインでのFX取引にはお時間が必要になります。スムーズな取引開始を希望される場合は、以下より事前申し込みだけ先にお済ませください。