誰でも分かるウィナーズ投資法

 ウィナーズ投資法は、カジノや競馬と言ったギャンブルの世界では非常に有名な投資方法ですが、FXの世界では「聞いた事が無い」と言う人が比較的に多い投資法です。

 その1番の原因は、「投資方法の難解さ」でしょう。そんなウィナーズ投資法について、投資手順や使用例を交えながら詳しく紹介していきたいと思います。

ウィナーズ投資法が使われるカジノ

 「誰でも分かるウィナーズ投資法」は3つの項目と、1つのまとめから詳しく説明・解説をしています。

ウィナーズ法とは一体どんな投資法?

 ウィナーズ投資法が日本で知られるようになった理由は、「YAHOO!オークション」で投資攻略法として高額で販売されていたからなんです(購入しなくて良かったですね!ここでは無料で解説してますよ!(笑))。

 ここでは、そう言う商法に反対する意味も兼ねてウィナーズ法について解説していますが、この一件は、ウィナーズ投資法が如何に優れた、もしくは可能性が高い投資術なのかを証明している出来事だと言えるでしょう。

 ウィナーズ法は、マーチンゲール法ココモ式投資法モンテカルロ式投資法を代表とする増額投資法の1つですが、その中でも性質はモンテカルロ投資法に非常に近い面を持っています。

 世界で最も有名な増額投資法でもあるマーチンゲール法によって「破産者が大量に出た」と言う出来事を反面教師として、その投資リスクを大きく削減させる事に成功し、その一方では利益を追求した投資術となっています。

 しかし、その難解な投資手順はトレーダーやギャンブラー達を悩ませる事でも知られており、中にはウィナーズ法の説明を読んでも全く理解ができない方も多くいらっしゃいます。

 ウィナーズ法については、投資手順を完全に理解して頂いた上で「使える投資法か」もしくは「使えない投資法か」を判断し、FX投資にお役立て頂ければと考えます。

ウィナーズ法の投資手順

 まずは細かい投資手順を紹介する前に、ウィナーズ法のルールを簡単にまとめてみたので先に下のリストをご覧ください。

  • ①任意の数字を1つ決めます(大きいほどリスク大)
  • ②2連敗までは①で決めた数字分投資します
  • ③負ければ投資額を任意で決めた数列の右端に記載し、勝ては左端の数字を1つ消します
  • ④3回目以降で負けた場合は次回に、数列の左端の2倍分を投資し、勝てば左端の数字を1つ消したものの中から左端の数値を2倍した分を投資します
  • ⑤数字が無くなった時点で1セット終了で最初に戻ります

 これがウィナーズ法の投資ルールなのですが、このままでは少し分かり難いと思うので、もう少し分かりやすく例を出しながら紹介していきたいと思います。

ウィナーズ法の投資手順例

 まず最初に任意の数字を決める必要が有りますが、この任意の数字と言うのは整数で設定してください。この数値設定は数字が大きければ大きいほど投資リスクが拡大してしまうので注意をしてください。

 例えば、数値に1を設定した場合、1Lotでも1枚でも1万通貨でも単位は何でも結構ですが、それが最初の投資額となります。

 ここで忘れてはいけないのは、設定した数値をノートか何かにこの投資額を記載しておくことです。今回は設定数字に1を採用しているので、( [1] )と覚書きをしておきます。

 次に、ウィナーズ法では勝てば左端の数字を1つ消し、負ければ投資額を右端に加えていく事になりますが、1回目の投資に失敗した場合には、数字の列は( [1] )としていたものを( 1 )言う風にします。2回目以降の取引で負けた場合には( 1, 1 )と言う風に右端に数字を追加します。

 また、ウィナーズ法は数列が無くなった時点で終了となります。つまり1回目で投資が成功した場合には、( [1] )としか記載されていないので、もう一度始めからと言う事になります。

 最初の取引に負けた場合、ウィナーズ法は2連敗までは最初の投資額と同じ額を投資する事になるので、ここでは「左端の数字を2倍しないで」そのまま1が次の投資額となります。

 もし、この取引でも負けてしまった場合には、3回目以降の取引から左端の数字の2倍を投資する事になるので、2が投資額となります。

 そして、このまま、負けが継続していくと数字の列は、( 1, 1, 2, 2, 2, 2 )と言う風に積み重なっていきますが、この次の取引で勝った場合は数字を追加しないで1つ消し( 1, 1, 2, 2, 2, 2 )となり、次の投資額は( 1, 2, 2, 2, 2 )の左端の数値の2倍の投資額となりますから2を投資する事になります。

 この取引に勝った場合には、数字の列から更に左恥の数字を消して( 1, 2, 2, 2, 2 )となり、次の取引では残った数値の中の左端の2倍が投資額となるので、( 2, 2, 2, 2 )の左端の数字2を2倍した4が投資額になります。

ウィナーズ法の使用例

 では、実際にウィナーズ法を使った投資によって、どのように資産に変化があるのかを表にまとめてみました。ウィーナーズ法は投資額に対してリターンが2倍以上で成立するためリターンには2倍を設定しています。

ウィナーズ法の使用例

回数 整数値 投資額 勝敗 損益 整数の変化
1 [1] 1 -1 1
2 1 1 -2 1,1
3 1,1 1X2=2 -4 1,1,2
4 1,1,2 1X2=2 -6 1,1,2,2
5 1,1,2,2 1X2=2 -8 1,1,2,2,2
6 1,1,2,2,2 1X2=2 -6 1,1,2,2,2
7 1,2,2,2 1X2=2 -8 1,2,2,2,2
8 1,2,2,2,2 1X2=2 -6 1,2,2,2,2
9 2,2,2,2 2X2=4 -2 2,2,2,2
10 2,2,2 2X2=4 +2 2,2,2
11 2,2 2X2=4 +6 2,2
12 2 2X2=4 +10 2

 上の表はちょうど6勝6負ですが、それでもウィナーズ法により利益が10でている事になります。

 これをFXに置き換えると、1万通貨でリミット100pipsストップ100pipsに設定していた場合には、6勝6敗にも関わらず1000pips、つまり10万円の利益が出たと言う計算になります。

 しかし、このように一見最高の投資理論にも思えるウィナーズ法にも弱点が有り、以下のような例になるとリスクが増大する危険性があります。

ウィナーズ法の使用例(リスク増大版)

回数 整数値 投資額 勝敗 損益 整数の変化
1 [1] 1 -1 1
2 1 1 -2 1,1
3 1,1 1X2=2 -4 1,1,2
4 1,1,2 1X2=2 -2 1,1,2
5 1,2 1X2=2 -4 1,2,2
6 1,2,2 1X2=2 -2 12,2
7 2,2 2X2=4 -6 2,2,4
8 2,2,4 2X2=4 -2 22,4
9 2,4 2X2=4 -6 2,4,4
10 2,4,4 2X2=4 -2 2,4,4
11 4,4 4X2=8 -10 4,4,8
12 4,4,8 4X2=8 -2 4,4,8
13 4,8 4X2=8 -10 4,8,8
14 4,8,8 4X2=8 -2 4,8,8
15 8,8 8X2=16 -18 8,8,16
16 8,8,16 8X2=16 -2 8,8,16
17 8,16 8X2=16 -18 8,16,16
18 8,16,16 8X2=16 -2 8,16,16
19 16,16 16X2=32 -34 16,16,32
20 16,16,32 16X2=32 -2 16,16,32
21 16,32 16X2=32 -34 16,32,32
22 16,32,32 16X2=32 -2 16,32,32
23 32,32 32X2=64 -66 32,32,64
24 32,32,64 32X2=64 -128 32,32,64,64

 これを見て既にお気づきかと思いますが、4回目以降に1勝1負のトレードが続いてしまうと、損益のマイナス増加は抑えられていますが、徐々に投資金額が膨れ上がっていき23回目以降に連敗をしたとこで大きな損失が発生してしまいました。

 総額投資法は1セットを如何に早く消化するかが成功への鍵となっています。上のように1セットが長くなれば長くなるほどリスクが増加してしまいます。

 そのため、FXで使う場合には特に勝率を考えた手法と組み合わせる事でウィナーズ法の使用効果を最大限に引き出すと同時に、リスク幅も大きく軽減させる事ができます。

 ウィナーズ法を利用する際には、そのメリットとデメリットを十分に理解した上で投資を行う事が重要になります。

 また、「FXウィナーズシミュレーション」を使って実際にFXでウィナーズ法が使えるかどうかシミュレーションしてください。

誰でも分かるウィナーズ投資法のまとめ

 これまでの「誰でも分かるウィナーズ投資法」のまとめです。

  • ウィナーズ法はオークションで攻略法として高額販売された事があるほどの投資術
  • ウィナーズ法は勝ち負けの比率が1:1でも勝てる
  • 1セットが長くなるとリスク幅が広がる
  • 勝率の高い手法と組み合わせる事でリスクを軽減させる
  • ウィナーズ法はメリットとデメリットを熟知した上で利用する必要がある

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