FXの噂！トレーダー間で噂されている必勝法！？

最終更新日: 2020年08月06日

FXで取引を行っていると、「理由は無いけど最終的に相場はそれに従って動いてしまっている？」なんて言うアノマリーな事を見つけてしまったと言う経験は有りませんか？

今回は、そのようなトレーダーの間で噂となっている、「根拠は無いけど相場はそうなる」と言うアノマリーな話を集めて紹介してみます。

「FXの噂！トレーダー間で噂されている必勝法！？」の記事は、5つのマーケットで流れている噂と1つのまとめで構成されています。マーケットの噂は以下の通りです。

FXの噂！トレーダー間で噂されている必勝法！？のポイント

満月の売り・新月の買いは鉄板の取引？

これは世界中に知られているFXマーケットのみならず、株や商品などの相場世界でも有名な話なのですが「満月の日に売って新月の日に買うと儲かる」と言うトレーダーの間では非常に有名な噂があります。

もはや、「満月に売り・新月に買い」はトレーダーには神話のように語り継がれるものなのですが、現在では天文学的な考えから人間に与える心理を分析して利益を出そうとしているトレーダーも実際に存在しているので、ただの噂とは言えないのかも知れません。

専門家の話によると、満月や新月の日には地球の重力のバランスが変わり、少なからず人間に影響を与えるとして研究発表が出ているほどです。考えてみると、満月や新月の日にしか卵を産まないカニや塩の満ち引きもそれに関係しているのですから人間への影響が無い訳が無いようにも思います。

実際に満月や新月の影響は人間にも見られており、アメリカでは「新月や満月の時期に出産数が増加する傾向にある」と言う研究結果も発表しています。

歴史を振り返ってみれば、本能寺の変は新月の日だと言われていますし、あの有名な大暴落相場のブラックマンデーは惑星直列が起こった年と一致しています。天体による影響を受け、さまざまな事件や事故が増える事も研究によって発表されています。

そこで、実際に「満月に売り・新月に買い」と言うのはどうなの？と言う疑問を、過去に私の友人がFXでは無いのですが、株価にて解析を行った結果、勝率が60％を超えたと言う興味深い話も有ります。

「満月に売り・新月に買い」少し注目してみても面白いかも知れませんね。

FXの火曜日・木曜日は売り相場になりやすい？

「FX相場は火曜日と木曜日に下がりやすい？」と言う噂がトレーダーの間では囁かれています。

「そんな曜日なんて相場には関係無いだろう？ニュースが無かったら動かないし、有ったら動くだけ」とお考えのになる方もいらっしゃるかも知れませんが、これも良くマーケットの噂として取り上げられている事です。

実際に、相場と向き合ってみると感じる事が多いのが「火曜日に下がる傾向にある？」と言うアノマリーな話ですが、もしかすると、それはヘッジファンドと大きく関わってきているからかも知れません。

一般的にヘッジファンドでは、月曜日にその週のトレードについてのミーティングや戦略立てを行い、火曜日から本格的なトレードを行う会社が数多くあります。

ヘッジファンドが得意としている取引は、売り仕掛けでの個人投資家達のストップ狩りですから、火曜日に大きく落としているケースが目に付くのかも知れません。

また、毎週金曜日には持ち越しをせずに手仕舞いに入るヘッジファンドもあるため、水曜日に火曜日に売ったポジションを一部利益確定するなどの調整して、手仕舞いを前の木曜日にもう一度仕掛けているケースも散見されます。

そのため、「火曜日・木曜日は売り相場になりやすい」と言う話が一部の投資家達の間で噂となり、現在では多くの個人投資家の間でも広まっている可能性があります。

日銀による市場介入は事前に漏れている？

実際にこんな事は市場介入の前には絶対に起こってはいけない介入前の事前漏れについての噂です。

これは、2010年9月15日に約6年ぶりに日銀が円高ドル安傾向に動く相場に対して、円売りドル買い介入を行った時の話になりますが、その頃のFXマーケットは日銀が何時何処で介入を行うのか？と言う事に注目が注がれていました。

そんなある日、「マーケットに深く関係している人物が日銀による大量の市場オーダーが並んでいるのを見つけた」と言う噂がありました。噂によると目を疑うようなオーダーの並びだったそうですが、実はこの時の介入は違う方法で「一般の個人投資家にも少しですが漏れてしまっていた」と言う話があります。

実は、この介入が行われる前日と前々日に「日銀の職員が徹夜で残業をしている」と言う噂が流れました。眠い目を擦りながら市場オーダーを並べるプログラムを作っていたのか？それとも戦略とタイミングや規模の打ち合わせをしていたのか？は定かではありません。しかし、「徹夜残業をしている」と言う噂は一般投資家の間で数多く流れていました。

介入前夜には、事の真相を確かめるために友人に日銀職員が居る人が、その友人に対して電話を掛けてみたところ「いつものなら電話に出る時間なのに電話に出ないからおかしい」と言う話も出てきてしまいました。

一部の投資家にはそれが介入を意味していると言うのは一目瞭然だったので、半信半疑ながらもその話に乗ってドル買いポジションを集めて大儲けした人も沢山います。

「これからも日銀が市場介入に動くのでは？」と言う噂が出た時には、日銀職員の徹夜残業に気を配ってみても面白いかも知れませんね？

売りや買いの情報は故意に漏らしている？

市場に時折流れる「○○ファンドが○○を大量に買っているらしいぞ！」や「売っているらしいぞ！」と言うもの。実は、この噂を流している出所が○○を買っているファンド自身だったりすると言う話があります。

「ヘッジファンド同士は情報を共有しながらトレードをしているんじゃないの？」と考えている個人投資家の方が多いですが、実はその正反対で、ヘッジファンド同士の多くは仲良く情報交換どころか「相手をどのように騙してお金をもぎ取るか？」を常に考えています。

だから、「○○ファンドが買っているらしいぞ？」と言うのも他のファンドがその噂元のファンドのポジションを予想して噂を流している事も有りますが、蓋を開けてみると噂を流した大元は他のファンドを騙すために「噂元のファンドが流している」なんて事も有ります。

ジブリ曜日は相場が荒れる？

最後はおまけですが、近年、個人投資家の間で噂になっているジブリウイークと言うのをご存知でしょうか？

ジブリウイークと言うのは、スタジオジブリが作ったアニメがテレビで放映される週と言う意味なのですが、「特にジブリが放送される日は相場が荒れる？」と言う都市伝説ならぬ、相場伝説があります。

個人的にもジブリウイークは「相場が荒れる」と言うイメージを持っていたのですが、実際にどうなっているかを検証してみる事にしました。

まず、この記事が書かれている直近のジブリの放送履歴を見てみたいと思います。

2012年05月11日(金) 風の谷のナウシカ
2012年04月06日(金) 紅の豚
2012年03月30日(金) ルパン三世　カリオストロの城
2011年12月16日(金) 借りぐらしのアリエッティ
2011年12月09日(金) 天空の城ラピュタ
2011年07月15日(金) 海がきこえる
2011年07月15日(金) ゲド戦記
2011年07月08日(金) 魔女の宅急便
2010年07月23日(金) となりのトトロ
2011年01月07日(金) 千と千尋の神隠し
2010年10月22日(金) 猫の恩返し
2010年07月16日(金) ハウルの動く城
2010年07月09日(金) 耳をすませば
2010年02月05日(金) 崖の上のポニョ

こうやって並べてみると分かりますが、全て放送が金曜日になっています(金曜ロードショーなので当然なんですが・・)。

しかし、金曜日は週末の手仕舞いとなる場合が多いので、実際には余り動かないようなイメージがあるのですが・・。そこで、放送が有った日をチャートに記入してみました。

(日足チャート提供：マネーパートナーズ)

ジブリと言えばユーロのイメージが強いので、ユーロ円の日足チャートに対して放送日に矢印を入れてみましたが、別に「相場が荒れた？」と言う様子は見当たらないように思います。

「やはりジブリウイークと言うのはただの伝説なのか？」と結果には残念だったのですが、最後に週足チャートに対して矢印を入れてみる事にしました。

「どうでしょう？」こうやって見ると、放送が有った翌週の相場に大きな変動が有るように見えませんか？

矢印が、相場の肝となる部分に刺さっているようにも見えなくもありません？つまり、ジブリの放送が有ると翌週に気を付けるべき？なのかも知れません。

しかし、良く考えてみると、だいたいの放送が子供達の休みや連休中を狙って行われるので、日本の相場が休みの可能性もあるので、その影響が出ているのかも知れませんが、ジブリウイークは都市伝説なのか本当なのか？その判断は皆様にお任せします。