初心者のためのFXとeワラントの違い

 今回はFXとeワラントの違いについて紹介していきたいと思います。投資初心者にとっては、FXにするかeワラントにするか、それとも他の資産運用方法にするか、どの資産運用が自分に合っているのか分かりませんよね?

 そこで、今回は外貨、つまり通貨に対する資産運用についてFXとeワラントはどのように違うのか?または、初心者にとってはどちらの資産運用が有利なのか?ついて紹介していきたいと思います。

投資初心者がFXにするかEワラントにするか迷っている様子

 FXにするかeワラントにするのか?決断はどちらの投資についても知ってから決めたいですよね。

 そこで、初心者のためのFXとeワラントの違いについて以下の構成内容で説明・解説をしていきたいと思います。

eワラントとはどのような金融商品か?

 「FX」と言う通貨に対する資産運用の方法を知っていても「eワラント」については、余りご存知ではない方も多いのではないでしょうか?

 まずeワラントについて解説しますと、eワラントもFX同様に通貨の売買ができます。そして、さらには現物株式の売買や株式指数、商品先物などの取引を行う事ができ、約2000種類もの銘柄を対象としています。

 また、eワラントについてもレバレッジを効かせた取引が行えるために、FX同様に小額から始めて大きな利益を狙う事ができると言う特徴も持っています。

 eワラントの最大の特徴は、call(コール)とput(プット)と言う買う権利と売る権利が設けられています。そして、その権利には期限が決められており、取引によりその権利を取得後に期限が満期となった時点で、購入した権利の値よりも上か下かにより利益を出しているかどうかが決まります。

 もちろん、FXのように買いで取引をした銘柄の価値上昇をしても利益を上げる事ができますし、売りで取引をした銘柄の価値が下落をしても利益を出す事ができるようになっています。

 要するに、一定期間後の取引銘柄の価値が取得した権利の価値よりも、上か下かを予想し当たれば運用成功、外れれば運用失敗となるものです。

 オプション取引をご存知の方であれば、オプション取引の期限が長いバージョンとして考えて頂ければ良いと思います。

 ただし、このeワラントを発行している胴元は、ゴールドマンサックスと言う世界最大の投資銀行である事を知っておく必要があります。

FXとeワラントとの大きな違い

 FXとeワラントとの大きな違いについては先にも紹介しましたが、まず期限が決められていることが上げられます。

 FXは取得したポジションについては、強制ロスカット等が無い限り自分が決済したい時期に決済をする事ができますが、eワラントについては権利の保持期間が決まっています。そのため、流れを読む事ができるのであれば、無制限にポジションを保有できるFXの方が、期間が定められていない分、圧倒的に利益を出せる可能性が上がる事になります。

 次に、eワラントは損失を確定させる事ができる点がFXと大きく違います。例えば、1ワラント3円で1000ワラント分の取引を行った場合には、3000円が必要になりますが、いくら負けても最大損失は3000円と決まっています。

 FXはと言うと、既にご承知の通りとなりますが、取引を行った通貨に対して取引期限が設定されていないために、利益も伸ばす事はできますが、損失も同時に固定と言うわけには行かず無制限となります。もちろん、FXについても損失を確定させるかどうかは運用方法次第となります。その運用方法に関しては「IFD・IFO注文は初心者トレーダーの見方」の記事を参照してください。

 最後に、最大の違いと言っても良い点となりますが、「eワラントとはどのような金融商品か?」でも先ほど紹介しましたが、eワラントには胴元がいます。

 そして、その胴元であるゴールドマンサックスがcallとputの価格を設定していて販売しています。

 これがどう言う事かと言うと、FXの通貨の価格や株の価格と言うものは、市場参加者が買い手と売り手それぞれの値段を出し合って取引価格を設定しています。

 それに対して、このeワラントと言うのは、ゴールドマンサックスが好きなように値段を設定して販売しています。この販売のレートと言うのは、オプション取引で使用されているブラック・ショールズ・モデルを基にゴールドマンサックスが開発した独自の計算式により出される価格で販売しています。

 つまりは、経験の豊富な投資家や数学者が様々な数学的計算方式を用いて、「この価格で販売するならばeワラント全体の取引では確実に利益が出る」と言う裏づけの元に販売されています。

 つまりは、悪い言い方をするのであれば、ゴールドマンサックスと言う絶対的な胴元がいる以上は、パチンコ屋でのパチンコ、賭博店での賭博、カジノでのスロットマーシンと同様だと言えます。

 そうすると、胴元の動き方は1つしかありません。胴元の取り分を上手く調整しながら、客を生かさず殺さず長期間利用してもらう。

 実際には、そこまでアカラサマでは有りませんが、胴元が儲からない限りはeワラントなんて発行する必要が無いのですからね。

 では、eワラントはどのように利用する事が賢い利用方法となるのでしょうか?次はその方法について紹介していきたいと思います。

FXとeワラントを資産運用に使う方法

 一番オーソドックスなFXとeワラントを資産運用に使う方法として、FXとeワラントを逆売買する方法があります。

 例えば、FXで大金を投入してしまった場合には、期間制限が無い以上、大きな利益を出す可能性が有ると同時に大きな損失を出す可能性を持っています。そこで、eワラントでFXとは反対売買を行う事により、相場がFXで意図した方向とは逆方向へと動いてしまった場合にもeワラントで利益が出るため、損失補填として使う事ができます。

FXのリスクを軽減させるためにeワラントなど分散投資をしている

 つまり、eワラントはFXのリスク分散として使う事ができます。

 ただし、もちろんeワラントで取引を行ったからと言って、ゴールドマンサックスが絡んでいる以上は元金以上を狙うと言うのは現実的ではありません。

 悪魔で事故が起こった場合の保険としての運用方法となります。

 また、このリスク分散の方法は、FX取引における保険と言う性質となるために、通常の保険と同様に掛け捨てを覚悟で行う事になります。

 最後にeワラントはFXとは違いスワップポイントが付きません。そのためスワップポイントを狙った運用もできないため、特に投資初心者の方がeワラント単独にて資産運用を行い利益を出す事は、非常に難しいので注意が必要です。

初心者のためのFXとeワラントの違いのまとめ

 これまでの「初心者のためのFXとeワラントの違い」のまとめです。

  • eワラントはFXとは違い期限が設定されている
  • eワラント期間の長いオプション取引
  • eワラントはFXの取引の保険として使える
  • eワラントの胴元はゴールドマンサックス
  • eワラントはスワップポイントが付与されない

関連記事