FXで勝てないと思った時に読んで欲しいこと

 「FXで勝てない理由や原因って一体何なんだろう?」「FXで勝てないんだけど、その仕組みが分からないよ!?」、または「FXで余りにも勝てないからムカつく!!」などと考え、中には“ワラにもすがる思い”でここに辿り着いた方もいらっしゃるかと思います。

 そこでここでは、「FXで勝てないと思った時に読んで欲しいこと」と題しまして、裁量トレードの芯の部分となる「純粋であり根本的なトレードの考え方」から、ここにいらっしゃる方が「FXで勝てない理由や原因」を明らかにしてみたいと思います。

FXで勝てない人の心のイメージ

 特にここで紹介する内容は、トレードについての“細かいテクニック”や“ロジック”等に関するものでは無いので、FX初心者の方にも比較的に分かりやすい内容になっているかと思います。

 なお、構成・内容は以下の通りとなっております。

勝つための授業料はFXで出した利益の20%だ!

 FXで勝てない人に対して本気で手取り足取り1から10までの勝ち方を指導する時、そのレッスンにおける価値と等価になる金額を考えると、その教えられた側が「年間に出す利益の20%」が妥当なところでしょう。

FXの勝ち方は利益の20%となるイメージ

 これは何も無茶苦茶な数字では無く、1000万円の利益を出した人ならば200万円、3000万円ならば600万円と、「完全に歩合報酬」と言うことを考えるとそこまで悪徳と言えるような話でも無く、実際にこうした相場は一定以上の経験を得た個人投資家になれば良く耳にする話となります。

 つまり、多くの方々が考えていらっしゃるほど「FXの勝ち方と言うのは決して安いものでは無い」、ましてや「完全無料などでFXの勝つ術が転がっているはずなんて100%無い」と言うことを念頭にしながら、この記事を読んで頂ければと思います。

 しかしながら、「FX初心者の外為入門」が、『FXの勝ち方はお金を出さなければ教えないよ!!』と言うような結論で終わるはずはありません(笑)。もちろん、いつものように結論までしっかりと公開させて頂きますのでご安心を(笑)。

 とは言うものの、先述の通り、ここでは“細かいトレーディングメソッド”や“トレードのロジック”と言った小手先の勝ち方では無く、「FXで勝てない理由」を明確にした上で、「トレーダーの心理や考え方」に注目してご紹介していきたいと思っております。

 それは、「FXで勝てない理由や原因と言うのは、皆様の実生活に潜んでいるケースがほとんど」で、そこを見直すだけで、本当に“ひょんなこと”から考え方がガラリと変わり、情けないことですが、人によっては私よりも何倍も凄いトレーダーになられるケースまであるためです(苦笑)。

 もし、「FXでどうしても勝てない」と思い悩まれていらっしゃるようでしたら、これを機会にして、一度「自身の生活やトレードを見直す切っ掛け」を作って頂くことにまで繋がれば幸いです。

 それでは、本題へと入ってみたいと思います。

FXセミナーで見る負けトレーダー

 さて、ここにいらっしゃる方の内、どれくらいの方がこれまで「FXのセミナー」に参加されたか正確な数字までは分かりませんが、最近ではFX会社がウェブセミナーや無料投資説明会等も行っておりますので、そうした簡単なセミナーも入れますと、恐らく大多数の方がそうしたFXや投資関係のセミナーの受講経験者となるかと思います。

 私自身、FXの負け組時代の週末には、そうしたセミナーにオンライン・オフライン関係無く、いろいろな場所へと足を運んだものですが、実は、こうした“当たり前”と言えるようなセミナー受講の中にも「FXで負ける原因」や「FXで勝ち残るためのヒント」が潜んでいたりします。

セミナーにいる負け組トレーダー

 私がこのことに気付いたのは、トレードで四半期ベースであれば負けも無くなり、安定した利益となり始めてから1年半くらいが経過した頃のことだったのですが、それは久しぶりにFXセミナーへと足を運んだことが切っ掛けでした。

 そもそもFXセミナーと言うのは、基本的にはFX初心者や中級レベルの方までが大半で、1度でも利益が出せるようになったトレーダーは「トレーディングノイズを避けるため全く参加しなくなってしまう(他人の意見を聞くとトレードに迷うから聞きたくない)」ものなのですが、その時、トレードの調子が良く気分が良かったのか?時間が余っていたのか?詳しいことまでは覚えていませんが、私はあるセミナーへと出かけました。

 皆様もそうかもしれませんが、私は『セミナーや習い事は最初からしっかりとして聞きたい(準備して聞きたい)タイプ』の人間で、どのようなセミナーや勉強会であっても「遅れるなんてありえない、できるだけ早めに会場入りして少しでも良い席で吸収したい」と言う風に考えていました(俗にいうガリ勉タイプですね(笑))。

 そのため、当時そうしたセミナーやイベントごと参加した時は、ちゃっかりと最前列付近に座って話を聞くことがほとんどだったのですが、「その時のセミナーは土地勘が無かった場所で開催されていたこと」と「FXで勝てるようになったことが起因となる油断もあった」のでしょう?私にしては珍しくセミナーに遅刻をしてしまい、結局、一番後ろの席からこっそりとセミナーを見るような状況になってしまいました。

 その時の私は「私は勝ち組トレーダーである」と言う意識から、完全に“天狗”のような気分で参加していたのですが、セミナー内容が初歩的なものだったことも手伝い、余裕の表情を浮かべては、「うんうん」と、しっかりメモを取りながらセミナー講師に耳を傾けている方々の姿に当時の自分を重ねては、懐かしい目で眺めていました(私の性格が悪いのが出てしまっていますね・・(涙))。

 そんな中、私の左斜め前の席でセミナー講師に食らいつくかのような殺気を放ちながら、必死でセミナー内容に聞き耳を立てていた男性が、大きな赤い字で「ゴールデンクロス買いサイン」とノートにペンを走らせ、大きく○で囲ったことに気が付きました。

 それを見た私は、「あ~。この人、負けるんだろうな・・。100万かな、200万かな?」と言う何とも言えないような思いがジワジワと込み上げてくるのを感じました(やっぱり性格悪いです(涙))。

 その時です。私の体に驚くほどの電撃が走りました。

 そうなんです。この時に気付いた感覚、これこそが「完全なる勝ち組の思考回路」だったんです。

 それは、FXで負けている内は全く気付くことができず(そもそもそのような思考があることすら考えたことが無かった)、「FXで勝てるようになって初めて理解した(理解できた)感覚」だったのですが、FXで勝てる人間の思考は負けている人間のそれとは大きく違うところにあったんです。

 FXで勝っている人全てとは言いませんが、その多くの方々は知らず知らずの内に情報の取捨選択を行い、「どう言った思考の仕組みを持っているとFXで負けるのか?」を理解した上でトレードに向かっています。

 つまり「負け組の思考を理解し利用している」と言うことです。

 このセミナーで「私の左前で必死に講師の話に耳を傾けノートを取っている勤勉そうな方」は、FXを始めた当時の私自身の姿であり、これから負けに向かう、もしくは既に負けてしまっているトレーダーの姿です。

 しかしそれは、今の私が利益を出すためのターゲット対象であり、FXでトレーディングを組み立てていく上で最も基本となる思考基準であり、さらに最も見本としてはいけない者の姿でもあります。

 もっと簡潔で分かりやすく言うならば、「前方の方と同じ船にさえ乗らなければ、トータルでは必ず利益が出る」と言うことです。

 ※ 1回2回のトレードでは無く、トータル(=常に別の船に乗る)が大切です

 また、勝ち組の思考について言い換えるならば、次のようにも言えるのかも知れません。

 FXで勝っている人がセミナーに参加するのは「セミナー受講が目的では無く、負けトレーダーの思考と行動を研究し、現在の平均的な負け思考を分析するため」。

 つまりは、勝ち組と負け組では同じ材料を与えられても利用方法が全く異なっている訳です。

勝ちトレードの考え(仕組み)を理解する

 ちょっと怖い話になってしまい大変恐縮なのですが、こうした「勝ち組と負け組の考え方の違い」と言うのはFXの世界だけでなく、仕事や日々の生活などそこら中に溢れかえっています。

 例えば、年収が300万円から450万円に増えても日々の生活に大きな変化はありませんが、450万円から600万円に増えた時に人は「あれ?ちょっと生活が楽になったかも?」と感じ始めるものなのですが、それは、その時に日本の平均年収を上回ることになり、社会的にも強い立場へと変わってくることも大きく影響しています。

 そして、後者の頃になると、部下の仕事ぶりを見て当時の自分を重ねながら「あの仕事方法だと無駄が多いから失敗するな」と予想ができるようになり、問題が起きる前に注意したり、失敗が出る前にフォローを入れたりするようになります。

 しかし、FXの世界は失敗者こそがターゲットであり、負けトレーダーが出ることにより利益を出すトレーダーが生まれる世界ですので、上記の部下こそが真のターゲットとなります。

 「これまでどのようなトレードをされていましたか?

 今日からは、「昨日までの自分自身のトレードスタイルこそターゲット」だと、標的だと考えてトレードを組み立ててみてください。

 全ては、勝ち組の考え方を理解するために、昨日まで負けた自分自身を徹底的に追い込むことに専念し、昨日まで苦しんだ自分の姿を思い出しながらマーケットを追いかけてみてください。

 「このラインを超えたらストップだな!!」「さすがにここで売りは怖いから止めておこう!」「ゴールデンクロスで売りはダメだね!」「もうダメだ。破産だ・・」。

 こうすることで、昨日までの自分の思いがチャートと重なり始め、これまでただの値動きを示していただけのグラフが、トレーダー達の悲鳴や絶叫を伝えるオシロスコープのように見えてくるはずです。

 「皆様のトレーディングターゲットは誰ですか?」「明確なターゲットとなるようなトレーダーはいらっしゃいますか?」恐らくここにいらっしゃる多くの方は、「戦う相手のいないトレード」をしてこられたのでは無いでしょうか?

 そして、ターゲットの声が聞こえたならば、後はただ虎視眈々と狩り取りに掛かるだけです。

気付いた方が勝てるトレーダー

 さすがに今では“これほど偏った見方”はしていませんが(友達1人もいなくなっちゃうので注意です(笑))、それでも「多くのトレーダーが負けるポイント」は常に意識したトレーディングを行っています。

 さらに極論で言うと、“多くのトレーダーが負けるポイント”さえ回避できれば、正直、FXは勝てるようになります(負ける方と同じ船に乗らない理論ですね)。

 そこから継続して勝てるようになるかどうかは、日々の積み重ねや、勉強、さらにマーケット経験等も重要になってくる訳ですが、、、さて、ここまで話してきた内容で感の良い方はそろそろお気付きになられているかと思います。

 もし、「これまでの内容を読んで以下の事柄に気付いていたよ」と言うのであれば、その方は「高確率にてマーケットで生き残られる方」になることができるはずです(高い確率で私よりも相場感も鋭いです)。

次の負けているトレーダーを狙う様子

 そうです。私のターゲットはこの文章を読まれた皆様と言う事です。

 マーケットは常に裏の取り合い、腹の探り合いが行われ、多くの人々の歓喜の声や怒号を含みながらトレンドやレンジを作っていき進化を繰り返しています。

 そのため、FXでは昨日の自分とトレードを反省し、負けた自分の投資を常にターゲットにすることで、トレードを常に最新のものへとアップデートし続けなければ、この記事を読まれた時点のトレーダーの思考は、いつか必ずトレーディングターゲットにされてしまいます。

 この記事を読んで頂けたことで得られた知識や思いと言うのは、今現在の皆様にとって多大な影響を与え、どんなに光り輝くような素晴らしいものとなったとしても、それは現時点を始点として輝きはドンドン陳腐なものへと変化し朽ちてしまいます。

 どうぞ「FXで勝てない」と思った時には、「その“勝てない”と思う思考もまた、ターゲットになっているかもしれない」と言う現実を意識してみてください。

 そうすれば、知らず知らずの内に身の回りには、少なからずとも負の資産では無く、利益と言う報酬がキラキラと積もり始めていることに気付かれるはずです。

FXで勝てないと思った時に読んで欲しいことのまとめ

 これまでの「FXで勝てないと思った時に読んで欲しいこと」のまとめです。

  • 昨日までの自分こそがトレーディングターゲット
  • 勝ち組の意識と考え方を理解する(負けを知る)
  • FXで勝てないと思った時こそ負ける

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