FX初心者の役に立つかも知れない4の事

 FXを始めたばかりの初心者や、これからFXを始めようと思っている入門者の方にとって役に立つかも知れない相場に対しての4つ事を紹介しています。

 ここで紹介している役に立つかも知れない4つの事は、主に相場に対する心構えとなりますが、数年前に友人のトレーダーが私に話した内容を元にしています。

初心者トレーダーに大切な4つのイメージ

 「FX初心者の役に立つかも知れない4の事」は、4つの友人の話と1つのまとめで以下の構成にて紹介しています。

投資の勉強して知識を蓄えるのは最低条件

 ここで、紹介している4つのFX初心者の役に立つかも知れない話は、専業トレーダーの友人(日本人では有りません)が数年前に私に話してくれた際に残しておいたメモ書きを元に紹介しています。

 内容は、主に酒の席で飛び出した話になりますが、初心者にとっては彼の発言が何処かで役に立つかも知れないと考えて紹介する事にしました。

 「投資の勉強はもちろんするべきだ。本を読んだりニュースを見たりネットで検索したり、それでも情報が足りないなら図書館に行ったり専門家に手紙やメールを送ってみてもいい。」

 「もし、いくら勉強しても勝てないと言うのであれば、足りないのは相場に対する熱意の大きさか、手に入れている情報が古いかの2つに1つだ。相場は常に変動しているのであれば情報も常に変動している。『これ以上の勉強は必要ないだろう』と思った瞬間に自分の情報は古くなって使えないかも知れないと言う恐怖が付きまとう事になる。だから今でも相場の勉強(情報のアップデート)は止められないでいる。」

 「ただ、1つ言えるのは、勉強する事で得た引き出しは、一瞬の迷いを打ち消すだけの説得力はある。」

 朝方まで一緒に酒を飲んでいても必ず早朝5時には起きてきて(寝ないままの事も多く有った)、パソコンの前に腰をおろして1人黙々とニュースを読んでいた後ろ姿が今でも頭に焼き付いています。

 彼が言うように「自分が相場から取り残されるのが怖かった」だけなの知れませんが、彼の相場に対する情熱やプロ意識と言うのは、話の引き出しの多さから容易に理解できました。

 その引き出しの数から話される内容は、異常なまでに説得力のあるもので、実際に相場がその通りに動かない時には「相場の方がおかしい」と思わされるほどでした。

思い通りに相場が3回動かないなら

 次も先の話をした同じ日に彼が話していた相場についての話のメモからです。

 「専業でトレーダーになった日から『お金』はナンバー(数字)として考えるようになった。」

 「毎日トレーダーが取り合っているのはナンバーで、トレーダーはそのナンバーを守りながら他の人から奪いとろうとする。ただ、この奪い合いは気まぐれなもので、一旦自分のナンバーが奪われる流れが来てしまうと一向に止む気配が見られない事がほとんどだ。」

 「だから、俺から3回連続でナンバー奪うような優秀な奴とは戦ってやらないんだ。それは、俺は完璧な人間じゃないし、俺より優秀な奴は山ほどいるからね。」

 「そんな優秀な奴相手にナンバーの奪い合いしていたら、『気がついたら減ってました』って事になるのがほとんどだからね。」

 「ここの飲み代もただのナンバーの組み合わせだから俺に任せておけば良いんだよ。今度このナンバーに0を1つ2つ付けて取り返してやるから。」

 この話は、外国人に良くある格好を付けた言い回しでの話ですが、彼が言っているのは「3回トレードに失敗するような相場が来たら一旦休め」と言う事です。

トレーダーが取引に疲れて休んでいるようす

 自分の読み違えた相場展開が3回も連続して起こるなら、「相場の分析方法か判断、もしくは自分のメンタルに問題がある」と考えていたのだと思います。

 また、彼は「お金は数字の組み合わせでしか無い」と、いつも口癖のように言っていましたが、特に「お金」と言うものを意識したトレードをしたく無かったからでしょう。

 良くある例として、「ここぞ」と言う場面で小さく張ってしまう事が有ると思いますが、彼は鼻歌交じりに大金の掛かったトレードをしていた事を思い出します。

 それは、「お金」と言うものとして考えない事で、一瞬の判断への迷いを打ち消すためなのかも知れません。

1回の勝ちトレードに喜んでいたら

 これは、彼がトレードをしているのを後ろで見ていた時に、私が「凄い!!」と1人で大はしゃぎしていた時の話です。

FXトレーダーが1回の勝ちに大喜びしているようす

 「トレードで1回勝って喜んでたら半人前トレーダーも良いところ。今日の勝ち分は明日持ってかれるかも知れないし、たまたま勝てただけなのかも知れない。」

 「大事なのは『なぜ今日は勝てたのか?』を、もう1度振り返って見る事。喜んでいる内に大きなトレードチャンスを失ったら、それこそ負けトレードと同じ。」

 「でも、1日のトレード終わりや1週間ベース、1ヵ月ベースのスパンで勝ててたら密かに喜んでいるけど、それは内緒の話。」

 彼は「いくら勝った」と言うトレードの内訳を、自分から口に出す事は全くと言って無いトレーダーですが、「取引に一喜一憂してはいけない」と考えているからでしょう。

 常に冷静に自分をクールな状態にしておく事で、突然の急騰・急落に対応できるように準備していたのだと思います。

 ただし、彼も人間です。恐らく負けトレードの後、1人大きな声でパソコンに向かって怒鳴り散らしていたのを見たことがあるのは内緒の話です。

MA・RSI・MACDを使う取引をするなら

 これは、テクニカル分析をする時に、どんなテクニカル指標(インジケーター)を使っているのか?と言う話題になった時の話です。

 「どんなインジケーター使っている?俺が使っているのは、MA(移動平均線)RSI、それにMACDだね。」

 「でも、もし今の段階で俺と同じようにインジケーターをチャートに入れているなら全部消してしまった方が良い。」

 「何もインジケーターの入っていないプレーン(何も加えていない状態)なチャートになっても、何処で取引をするべきか分かるかい?」

 「もしも、それが分からないなら、インジケーターの意味なんて絶対分からないよ。インジケーターは何処まで行ってもオプション(付属)で、相場の値動きがメイン(主)と言う事を忘れてはいけない。」

 インジケーターだけに頼ったトレードをしているのは、ポーカーで数字を見ずにカードの絵柄だけを見て張っているのと同じ事。運任せにできるほど甘い相場は中々来てくれないよ。勝てる可能性が有るなら全部を利用しないと損。

 気が付いたら、何時の間にかインジケーターに頼り切ったトレードをしてしまっている事が有りますが、彼は何時もそれを非合理的だと言っていました。

トレーダーがチャート分析をしているイメージ

 「木を見て森を見ず」では有りませんが、インジケーターに注目する余り、「自分が何の動きに対して相場を張っているのか思い出す機会を与えろ」と言う事です。

 「インジケーターが示すシグナルの正否に対しての相場を張っているのでは無くて、値動きに対しての相場を張っているのであれば、値動きに相場のヒントが全てある」と言うのが彼の考えでした。

 このインジケーターに頼らないトレードスタイルの構築方法として、「テクニカル指標を使わないテクニカルトレード」でも、その方法について紹介しているので参考にして頂ければと思います。

 ここまで紹介した「FX初心者の役に立つかも知れない4の事」が私にとってそうだったように、何処かでFX初心者の方のお役に立つ日が来るのでは無いかと考えます。

FX初心者の役に立つかも知れない4の事のまとめ

 これまでの「FX初心者の役に立つかも知れない4の事」のまとめです。

  • 投資の勉強には終りが無いのが普通
  • 勉強を途中で止めると相場に入るのが怖くなる
  • 3連敗したら一旦相場を休む
  • トレードに対して一喜一憂をせず自分を冷静に保つ
  • 値動きに相場の全てのヒントが詰まっている

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