為替相場で負け組になる前に知っておきたかった8の事

 相場には勝ち組の方と残念ながら負け組みの方、この2種類のグループしか存在していません。しかも、勝ち組の方のほとんどは負け組みを経験した事で勝ち組へと這い上がっていっています。

 ここでは、そんな負け組みを経験した事のある投資家が、負けた時に「これを知っていれば大損は防げたのに・・」と思った8の事を紹介していきたいと思います。

初心者投資家が自分に当てはまるかどうか確認している様子

 為替初心者にとってFXは今まで経験をしたことのない事や知らない事の連続だと思いますが、経験者の話から学んで頂ければと思います。内容は以下の8項目の知っておきたかった事とまとめとなっています。

重要な経済指標

 相場の世界へと足を踏み入れたばかりの人の多くは、経済指標が発表されると突然相場が大きく動き出す事があるのは知っています。それにも関わらず勇敢にも指標発表直後の大相場へと戦いを挑みマーケットの花びらとして散っていく方がいらっしゃいます。

 残念ながらそのマーケットの花びらとなってしまった人の多くが散ってしまった後で口にする言葉は「ここまで大きな動きをするとは思わなかった」と言うものです。

 経済指標は、今までの相場では動きがほどんど無かった指標でも、相場状況や参加者の心理状態によって発表直後に突然大きな相場になってしまう事が1年間に数回見られます。

 特に取引を始めたばかりの方は、まだ相場経験が比較的浅くなかなか動きの目処を付けにくいと言う傾向があります。自分の予想を過信せず、どんな小さな指標でも舐めてかからない様に心掛けたいところです。

 経済指標については「FX初心者でも絶対覚えておきたい経済指標」や「FX初心者が経済指標で相場の動きを知るコツ」などを参考にして経済指標に向けての準備をしてみてください。

ストップを入れるトレード

 「ストップを入れる」「ストップを入れない」については、永久に争われる投資家にとっての論題のように思いますが、「あの時にストップを入れておくべきだった」と言う言葉は数え切れないほどの多くの人から聞いた事のある言葉です。

 やはり、勝ち組の多くは「ストップを入れなかった事で大損をしてしまった」と言う経験を持っているので、2度と過ちは犯さないように何らかのストップを入れるトレードへと変わるのかも知れません。

ストップを入れている勝ち組トレーダーが多いこと

 このストップを入れる事については「FX初心者にとって何故ストップが大切なのか」の記事でも詳しく紹介していますが、やはり多くの勝ち組トレーダーがストップを推奨していると言う事は、理由があるからだと考えるのが一般的だと言えます。

注文前の再確認

 「売るつもりだったのに買ってしまった」こんな経験をされた事がある人はいませんか?

 特に業者を変更した直後に注意していてもついついやってしまう「誤発注」。この誤発注についてですが、「間違ってクリックをしてしまった事により成行注文で約定されてしまった」と言うのであれば、直ぐに決済取引を行うことで損失は小さく抑える事ができると思います。

 しかし、特に「やってしまった・・」と言う酷い事になる注文ミスと言うのは、「ストップ値の入れ間違え」「指値注文の取り消し忘れ」などが多いです。

 例えば、何ヶ月も前に入れていて忘れていた指値注文が、寝ている間や仕事中に突然約定してしまったらどうしますか?注文は確実に注文を入れる際には必ず再確認をする癖を付けておく必要があります。

 これを防ぐ為に、注文の期限を設定しておいたり、「IFO」や「IFD」注文を使う事で注文に制限をかけておくのも1つの手です。FXの注文については「IFD・IFO注文は初心者トレーダーの見方」を参考にしてみてください。

利益に対してのリスクコントロール

 取引履歴を見てみると「損失は数万円と言う額が出ているのに対して利益は数百円単位となっている」と言うのが負け組みの典型的な負けパターンとなっています。

 要するに何だかんだと言い訳を付けて利食いをしたくなってしまうのが投資の罠です。「もう少し持っておけば良かった」「どうして利益確定がこんなに早くなってしまうんだ」と考えておられる方が沢山いらっしゃるように思います。

 「利食いをしてもトータルで負ける」、反対に「利食いをしなかっても利益が無いので結局負ける」と言う、抜けられない森に迷い込んでしまったように思われるかも知れませんが、全てはバランスです。

 FXは負ける事によって次第にこのバランス感覚が体に染み付いてくるものなのですが、「資金管理でFX初心者の運用を飛躍させる方法」を参考にしてみてください。

熱くなりすぎたトレード

 一昔前に流行った「キレル」と言う言葉がありますが、取引中に、突然この言葉は通りの行動をとってしまう事があります。

 「キレル」とは、思春期に突然暴れてしまうと言う事を指しますが、FXの「キレル」は、突然資産を運用をしていう事を忘れて大きな「勝負」に出てしまうようなトレードをしている状態です。

トレードに熱くなり心が燃えて燃え尽きる

 「キレル」事になる切っ掛けの多くは一定の損失を被った時に、「残った金は泡銭でしかない!」と考え、残った全ての資金で最後の大勝負に一獲千金をのみを狙ったトレードをしてしまいます。

 トレード経験の無い人にとっては理解に苦しむ行動なのですが、トレードにはお金が掛かっている訳ですから、どうしても人の心を惑わし冷静さを失わせる性質を持っています。どうぞ、熱くなってしまい燃え尽きると言う事が内容にお気をつけください。

取引システムへの別のアクセス方法

 「取引の最中に突然インターネット回線が不通となってしまうなどの不測の事態によって取引ができなくなってしまい、自分のトレードがどうなったか全く分からなくなってしまう」と言う可能性について考えた事は有りますか?

 私の友人が体験した事なのですが、ある日、取引の最中に突然インターネット回線不通となってしまい、150枚のポジションを抱えたまま「相場がどう言う状況なのか?」「自分のポジションは大丈夫なのか?」全く分からない状態になりました。

 そこで友人は慌てて私に電話を掛け、「口座IDとパスワードを言うから代わりに決済取引を行ってくれ」と言いました。私に電話を掛けてから出るまでの間の数分と言うのは、友人はまるで生きた心地がしなかった事でしょう。

 決済取引を友人に代わって慌てて行った後で、少し落ち着いた状況を見て私は友人に聞きました。「どうして携帯電話で自分の決済取引をしなかったの?」

 すると友人は「まさか、こんな事が起きるとは思わなかったから携帯での取引方法を知らなかったんだ・・」、携帯電話での取引方法は万が一の事態にも対応できるためにも、パソコンでのみ取引されている方でも1度確認しておくと安心です。

ルールを徹底させる事の重要性

 良く初心者の本で「マイルールを作りましょう」と言った内容が書かれていますが、この「マイルール」を破ってしまい大損をしてしまうトレーダーが非常に沢山いらっしゃいます。

 例えば、取引のルールは作ってみたものの、なかなか売買サインが発生しないので「たぶん上がる」「たぶん下がる」と言った具合に結局マイルールを完全に無視したトレードを行ってしまいます。

 マイルール作りについては現在便利なツールがあるので「マネパ ハイパースピードネクストの使い方を極める!」や「マネパ ハイパースピードネクストを使うカーブフィッティングの方法」を参考にして頂きたいのですが、マイルールを守る事は資産を守る事を意味しているので、守れないルールならば最初から無いのと同じですから、「守れるマイルール」を作るようにしていきましょう。

相場の格言「もうはまだなり、まだはもうなり」

 最後に、圧倒的に私の多くの友人達が口にした「為替相場で負け組になる前に知っておきたかった事」と言うのは『もうはまだなり、まだはもうなり』と言う相場の格言でした。

 この格言は「もうそろそろ買っても良いかな?」と思った時は「まだ買ってはいけない」と言う意味で、「まだ買ってはダメだろう」と言う時には「もう買わないといけない」と言う意味を指しています。

STOP WAIT GOを考えた格言「もうはまだなり、まだはもうなり」

 投資家の心理を的確に表現した有名な相場の格言なのですが、なぜ私の友人達がこの格言を口にしたかと言うと、相場の全てがそこに有ったからです。

 「もう直ぐ反転する、もう直ぐ上がるから大丈夫だ」と思っていると、相場はどんどん落ちていき「もうダメだ」と損切りをすると、さっきまでの下げ相場は嘘のように相場はドンドン上がっていきます。

 つまり、「もうダメだ」と思った時点で負け相場が確定しているようなものなので、「まだ大丈夫」と言うトレードをしなければいけないと言う事です。

 数百万円から数千万円の損失を被った時に友人達が思った事なので、重い言葉になっているように思います。

為替相場で負け組になる前に知っておきたかった8の事のまとめ

 これまでの「為替相場で負け組になる前に知っておきたかった8の事」のまとめです。

  • ストップを入れる入れないは投資家にとって永遠の論題
  • 全ての注文前には再確認をする
  • 熱くなった状態でのトレードは非常に危険
  • 守れるマイルールを作成する
  • もうはまだなり、まだはもうなり

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